金田んち

スマホ表示の読者登録ボタンがどっか行きました。見かけた方はご連絡ください。至急引き取りに伺います。

難解な「難しい」の定義

文字サイズ

文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする

どうもこんにちは。書く文章が分かりづらいと定評のある金田さんが今日も元気に分かりづらい文章を勝手気ままにお届けいたします。だって書きたくなったんだもん。「定評のある」とは書いたものの、このブログを読んだ方からその類の感想などほとんどもらったことがないので、これは「定評」ではなく単なる「自己紹介」であるとも言えますね。

さて、このブログとは別に、最近ほとんど嫁だけに読ませるために家族日記を記すためのブログを開設しました。このブログにはこっぱずかしくて嫁には読ませられないような文字なんかをガッシャンガッシャン打ち込んでるエントリもあるので嫁に見せません。知られた時には即閉鎖いたしますので、閉鎖ご希望の方は俺の嫁にこのブログの存在を伝えるとイチコロですので【当ブログ閉鎖の方法について】でお知らせしておきます。

その嫁に読ませるために開設したブログですが、主に書いている内容は嫁と行動を共にしてない場面での子どもの言動などを記した日記です。もう何度もブログに書いている通り、うちの子は0歳児と2歳児で、何か行動や発言のたびに大人の常識を良い意味で裏切るように微笑のツボを爆撃してくれています。

もちろんそんな面白かったことの概要については一緒に夕飯を食べる時などに伝えようとはするのですが、喋りたい盛であり自分が話題の中心にいないと気が済まない息子は、夫婦2人だけで会話しているのを察知するや否や、何もないのに「見て!見て!」の連呼が止まなくなるので纏まった話が出来ません。

子ども達が寝付くと、日中子育てでヘトヘトになった嫁の電池は辛子明太子の福さ屋のように、ピシャッとその日の終わりを告げるため嫁の背中から飛び出て行きます。

そんな日々を過ごしていて、嫁の見ぬ場で起こった面白いことを何とか伝える術はないものかと考えた結果、ブログに日記を書き記すことにしました。

しかしながら嫁は本などの纏まった文章を読む習慣がなく、新聞記事でさえもお手上げで、生活の中で敢えて読むといえばマンガくらいのものでした。(それも飛ばし読みでほぼ絵しか見ていない)

けれど最近、俺がたまたま持っていた伊集院光とオードリー若林の本を読んでみたいと言うので貸したところ、若林の本にははまり込んで読んでいました。

嫁の人生では自発的に文字だらけの本を読んだ経験がなかったそうなので、初体験の感想を聞いてみたところ
「若林のは読みやすいね!面白いし!私も自意識拗らせて、ほら、店員に話しかけられてその場でオススメ品買わずに帰ったら、次同じ店に行った時「この前何も買わずに帰った人」って店員に思われてそうで話しかけられるの嫌いやん?店員はいちいち覚えてないやろーけど。いやぁ若林分かるわぁ。伊集院は難しい。上級者向けやね」
「あぁ...共感する部分多そうやね。まぁ伊集院の本の方が難しいっつーのも分かる気もする」

伊集院光のはなし」(この本はどこからがタイトルなんだろう?)を読んだ人は分かると思うんですけど、断じて難解な内容が書いてある本ではないんですよ。ふつうのエッセイ集なんで。まぁ若林の本と比較すれば若干漢字の比率が多いかなって程度ですかね。
あとは、常に内向きかつ目の前に聳え立つ世間との壁に立ち尽くすな若林に対して、ずっと楽しそうで壁はぶち壊す物みたいな伊集院の文章との違いはあるのかな。

まぁそんな嫁が俺が書いた日記ブロクを読んだんですけど、最後のオチに書いた息子の発言に「プッ」っと吹いたんで感想を聞いたんですよ。面白かった!って絶賛されると思って。

「私には難しかった。若林くらい分かりやすく書いて」

ですって。

もっとわかりやすくするようにがんばろうとおもいます。