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金田んち

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拡散しないで、と思ったけどやっぱ大丈夫

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(追記)リンクを魚拓に変えたので拡散してもオッケーです。


このエントリは拡散しないでください。


ブログを始めたきっかけ、それはほんの些細な出来心だった。

当時の俺は仕事が死ぬほど暇で、職場では毎日ネットニュースを読み耽る日々を過ごしていた。ヤフーニュースの全ての記事を読み、更新はまだかまだかと待ちわびる暇に煙草をふかし、それでも更新されていないタイトルの羅列にため息をつきながら適当に検索をかけ、当時は「ブログ」という存在を知らない俺は、それらしいタイトルの付けられたリンクを踏み、なんなんだこのイイカゲンな記事は!!と思いながら誰とも知らぬブログを読んでいた。

そんな日々を送るうち、俺は自分が検索をかけて読んでいたものが個人の書いたブログであるということに気付いた。きっかけはなんだったか…たしか応援ポチお願いします!というようなバナーを踏んでからだったような記憶がある。

ブログとういう存在に気付いてから、これまで通り検索をかけてリンクを踏んだ先の文章が単なる個人的なブログなのか、組織的に発せられている記事なのかを注視するようになった。それはなにも個人の書いたブログが信用に値しないとかそういうことではなく、宇宙空間のようなネット世界に踏み入って大丈夫なものなのかみたいな好奇心があったからだ。

そうしていると、意外にも今まで検索をかけて読んでいたものに個人的なブログが多いということが分かってきた。それと同時に、あぁ俺も何か言いたいことがあればブログという媒体があるんじゃないかという希望みたいなものが見えてきた。そして本格的にブログというものを調べたら、お金をかけることなく何でも書いて良いブログサービスがたくさんあることを知った。

そしてたどり着いたのが「はてな」だった。

俺はさっそく「はてな」のユーザー登録を済ませ、さぁ書くぞ!と意気込んだが、その頃の俺はブログサービスについて調べることに熱中していたため、目の前に広がったテキストエディタに「はて、俺は何を書きたかったんだ」と呆然としてしまい、一番最初に書いたエントリはよく分からない詩的な短文だったと思う。

それから文章をアップするにつれ、その時感じたことなんかを書くことが出来るようになっていったが、「はてなブログ」というサービスが良くわからなかった。

そのサービスにどんな人たちがいて、どんなことを書いているのか。そういうのを調べる術を知らなかった。

そんな時に出会ったブログがある。今でもそのブログに書かれた内容は過去のものまで遡って読んだりするのだけれど、当時は「なにかあったら力になるよ」みたいなエントリを読んで、ちょっと分からないことはこの人にとりあえず聞いてみようというノリで読者登録をし、更新されるエントリも全て読んだ。

俺にとってはこのブログの存在は語りつくせないほど偉大で、いや、このブログを書いている人間そのものが偉大すぎるのだけれど、俺が今でもこうやって零細ブログながら何かを書いていられるのはこの人の存在なくしてはならないと思う。

何かを書くってこういうことなんだなってのを教えてもらったのがこの人だってことです。

そしてしばらくして、俺はその人に影響を与えた人を知ることになりました。「はてな」では超有名人。ただ今はもういません。年に1回くらい増田に現れるようですが、ブログとしてはもういない人です。

俺は当然、俺が影響を受けた人に多大な影響を与えた今は亡き人について興味がわき、出来うる範囲でその人の書いた文章を読みました。

惚れましたね。文章って、こ・こ・ま・で、色んなものを伝えられる道具なのって、正直驚愕しました。こりゃ影響受けるのも無理ねぇわって。

しかし残念営業なことに、俺がその文章に惚れた頃には既にブログは死んでたんです。

ただ、いつかこの人はまたどこかで何か書き始めるんじゃないか、ひっそりとでも書いていたら嬉しいな、と思い、何気にネットを見ている時なんかにふと検索欄にその人に関連する単語を入力し検索をかけるんです。

そして今日、俺は冷や汗が出ました。

死んだはずの人が目の前に現れたら…確かに死んだはずの顔を目視してしまったら…

【魚拓】一人夜勤時に便意が襲ってきた場合、肛門を保護しつつ爆速でうんこする方法 | 24時間残念営業


俺は上記のリンク先を読みました。

確かに、間違いなく死んだあの人の文体なのです。というか既読感たっぷりです。回顧録でです。正直嬉しかったです。また読めたって。

しかし1つ2つとエントリを読むうち、俺の嬉しさの感情がふつふつと泡立ち始めるような感覚を覚えました。

ふざけるな

ふざけるなよ

このひとつひとつのエントリはあの人の魂なんだ!テメェのアクセスアップのためにコピペして気安く掘り返していい墓場じゃねぇんだ!

一番良いのはこんなブログは見て見ぬふりをしておくのが良いのかもしれません。それが最善策だとは思います。でも書かずにはいられなかった。

上記リンク先の記事を下の方までスクロールすると
「本ブログは弱小ブログであるため、深刻なアクセス不足に苦しんでおります。本ブログ存続のためにも、各SNS等でのシェアをどうかよろしくお願いします。」
と書かれている。

俺がブログにこうやって書くことはこの人に協力していると言っていいかもしれない。

でもどうしても、この湧いて止まることのない怒りの矛先をどこに突き刺せば良いか分からなかったので書くことにした。