金田んち

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創作

違の血

【第7回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」麻美と大将の夫婦生活は決して華やかではないが、当人達も側から見ても仲睦まじく幸せなものだった。ただひとつを除いては。市役所に同期入社した二人は、入社間もなく意気投…

タバコやめて!

急に思いついたので書きました。創作です。☆★☆★☆★「珠里、今日は学校でどんなことがあったんだ?」 「うーん、ふつうだよ。縄跳びして遊んだ。」 「そっか」毎日仕事から帰宅し、一人食卓についいて、一人娘の珠里や妻と交わす他愛もない会話が俺の楽しみだ…

神様のバカ

【第6回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」への参加物です。 聞いてください!「はじめまして。私、なるほど出版の住吉綾香と申します。」 「はじめまして。僕がお送りした情報の件ですよね。」 「ええ。早速ですが、…

だいたい一方通行

「ちょっとあなた、近頃は暇を持て余してるのかしりませんけれど、ちょっと生活が怠惰すぎやしませんか。」 「はい?誰なんすか、あんた。そんなの俺の勝手じゃないですか。」名は直哉。35歳独身。中学高校大学と学業成績優秀。さらに小学校から続けていた野…

ルイスのチョコレート

今回もなんとか書き終えました。小説らしきものです。【第4回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」10時すぎまで残業をしていたところ、同期の剛からの誘いで居酒屋に行くことになった。最近の俺はプライベートで甚大なダ…

最期の光

もうすぐ、君と過ごす時間も終わっちゃうんだね。僕は知ってたよ。僕に与えられた君との時間が1日だってことを。それが僕と君との運命だってことを。運が良い子になりますように。僕の親はそうやって僕に名を与えてくれたんだ。僕の運は良かったと思ってる。…

終わらないネットとのイタチごっこ

※この物語はフィクションです。 ごくたまに使うくらいだが、アイフォンを買った2年くらい前からラインのアプリはダウンロードしてある。去年の9月くらいからブログも始めたし、その数か月後にはツイッターも使い始めた。俺は一般市民レベルでは今流行ってい…