金田んち

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親子で家事分担

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毎日こうしん3日目。いやぁ毎日ブログ更新してる人ってわりといますけどバケもんじゃないでしょうか。3日目にして既に挫折寸前です。こんなペースで更新するってなると、まとまってなくても書く。何でもいいから書く。とにかく日本語っぽいものをタイプするしかない。北斗百烈拳みたいにゥワタタタタタターーー!!って。俺はもう…死んでいる。三点リーダーと丸の組み合わせまじきめぇ。 

 ちょっと今考えてることがどうやったら上手く伝わるのか考えたんですけど、わからない。まぁいつものことかもですが書き終わった結果カオスになるかもです。 

 まず俺のブログを日頃から読んでくださってる方はご存じでしょうが、俺は存分にぱーちくりんな人間です。
一応人の親でもあるんですが、元がぱーちくりんな人間が親になったところで、でいきなり素晴らしい人間性を手に入れられるなんてことはないです。

つまり出来損ないの親であることは痛いほど自覚してます。 

 とはいえ、ブログにはなんか良い親らしいことを書いたりしてますけど、実態は育児つらいわーとか、皿洗いめんどくせーから全部捨てようかなぁとか、夜泣きは寝たふりしてやりすごそうかなぁとか、なんか都合つけて遅く帰ろうかなぁとかよく考えます。 

まぁ考えるだけで実行できないようなチキン野郎ではあるんで、よく家事とか育児をやる人、みたいに嫁なんかからは思われてるみたいです。 

 けど事実家事や育児なんてしちめんどくせーし、やらなくて済むならそれに越したことはないです。

それでも「子育て楽しい」とか「辛くても楽しいこととか喜びもある」みたいなことを書いたり言ったりしてるのって、半分本当なんですけど半分は自分で書いたり言葉として発したりすることで、めんどくさいものを美化して自分自身を洗脳してるようなもんです。

あれは誰かに自慢したいとかじゃなくて、そうでもしなきゃ辛いとかムリゲーとか思えるような「育児」に潰されてしまうっていう恐怖からの逃避行動でもあります。 

 まぁこんなこと今更俺が書かずとも育児は辛いものだとか、仕事と育児と家事の両立は難しいとか、世の中でよく言われてる話なんで体験したことあるかどうかってのは別にして、たいていの人は知識としては知ってる話だと思います。 

 で、なんでこんな話をしだしたかっていうと、昨日銀行の待ち時間に読んでた雑誌でアフリカについての特集をやってました。

ぱーちくりんな俺はアフリカってどんなとこ?って聞かれたら、サバンナでキリンとサイが決闘してて、視力5強のマサイ族が遠くでそれを監視してて、んでなんか決闘の仲裁に入ったはずがボコられたウミガメさんを助けたマサイ族は竜宮城に連れて行かれ、目の前に続々と出される料理を食いながら舞姫のバックダンサーのタイやヒラメがだんだん減っていくことには気づかないんだけど、なんかこのロールキャベツっぽいものの周りって海草だよねって疑問湧くことくらいしか知りません。 

 んでその特集を読んでたら、圧理科って日本と違ってこれからもどんどん人が生まれる地域なんだってことが書いてありました。 

日本は少子高齢化対策とか考えて対策とか打ってるけど全然効果出ないのに、アフリカはなんで何にもしてないのに子どもがばんばん生まれるんだろうって考えてたら、そういえばこの前ぜろすけさんとツイッターで日本は娯楽が多すぎて恋愛に消極的だし子供産まれないみたいな話したなと思いだしました。 

 まぁそういう理由もあるかもしんないんですけど、その特集読んで目に留まったのが、アフリカの人の言葉だと思うんですけど「子どもがひとりでもいなくなれば(死ねば)生活が大変になる。それが一番つらい」みたいなことが書いてあって正直はぁっ!?なった。 

 そりゃ実の子が死んだら「辛い」ってのは分かるんですけど、なんで「生活が大変になる」んだって。

俺が知ってるのは子どもがいた方が生活大変って世界だしそういう考え方ですから。 

 んで続きを読んでみると、アフリカの産業の中心が第一産業だって書いてあって、こっから先は書いてあったことなのか俺の妄想なのか記憶が定かじゃないんですけど、アフリカの人の働き方って家族でやるべき仕事の分量が決まってて、だからそこにかかる人手が増えるほど一人頭の負担が減って楽になるってことだった。
つまり子どもが多いほど一人の仕事は楽ってこと。
だったとか書きながらほんとにそう書いてあったのかの自信は全然ない。 

 そこで、あぁ日本とは子育てに対して期待するもんって全然違うよなと思った。

そりゃ子どもが仕事出来るくらい成長するまでは日本だろうがアフリカだろうが大変ってことは一緒だと思う。
アフリカの赤ちゃんが特異的にキリンの赤ちゃんみたいな成長速度を持って生まれるわけじゃないだろうから、育児に手がかかる期間とかその労力なんかは日本と変わらないはずだ。 

 でも違うのは、日本だと子どもが独り立ちするまで、働くとか大学で一人暮らし始めるとかしない限り、子どもは勉強、親は仕事みたいな仕訳がされてる。仕事には家事を含んで。
つまりそこまでは子供のお世話も全部含めて親の仕事ってことだ。 

 アフリカでは進学率が低いらしいし、当事者の言葉らしいものからも分かるように、子どもたちは労働力とみなされ、育児の先には自分の仕事負担が減るっていうメリットが表出してる。親はそれに期待できる。 

 家事以外の仕事も家事も全部ひっくるめて岩運びだとするなら、アフリカではある程度子どもが大きくなるまでは「育児」っていう重さが岩に加わるんだけど、子どもが育てば岩に加わってた重みはとれて、逆に岩を持つ人員の数が増えて楽になるっていうのが分かってる。 

日本では岩が重くなることはあってもそれが楽に運べるようにはならない。せいぜい子どもと酒を酌み交わす楽しみが出来るくらいのもんで、子どもが独り立ちしたら岩の重さが元に戻るだけでメリットなんてなんにもない。 

 だからって、いまさら日本の産業をアフリカみたいに第一次産業中心にするってのは現実的ではないし、会社単位じゃなくて家族単位での仕事を中心にってのも考えにくい。 

 だったら、現実的に各個人単位で出来ることとして、親子の家事分担ってのをやったらどうかなって思うんです。 

 そりゃ勉強だって大切かもしれないし遊ぶことだって大切かもしれない。家事を子供に分担させたらその時間が減るとは思う。

でも子供はいつまでも親を頼って生活するわけじゃないんだから、生活するために必要な技量を蓄えておくってのは絶対マイナスじゃないだろうし、それだって教育ってことなんだと思う。 

 今は働きながら子育てして家事をすることに、どうしたって「負担増」ってのがつきまとう。うちは子どもがいるから大変なんだって。

自分ひとりで仕事してるだけでも大変なのに、そんな現状じゃなかなか積極的に子供を作ろうなんて思えない。 

 アフリカみたいに子どもがいるからって外での仕事の負担が減るってことは絶対ないけど、家庭での仕事なら、子どもが増えればそれを担える人員が増すんだから自分への負担は減るはずなんだ。 

 親子での家事分担がうまくいけば、いつかは「うちは子どもがいるから家事は楽なんだよねぇ」っていう家庭が生まれるんじゃないかって思う。
いや生まれてほしい。
まぁ甘すぎる妄想であり願望かもしれないけど。 

けど子供を産んで育てることで目に見えるメリットでもないと、今の子育てって辛いしきついばかり。甘い妄想くらい、見させてくれよと思う。

 もし親子での家事分担が当たり前になれば、つられて夫婦間の分担も問題にならなくなると思うんです。 だって家事はみんなやるのが当たり前ってなりますからね。 

 つーか今更ですけど、「アフリカ」と「日本」の比較ってなんかおかしい気がするぞ、金田さん。その比較って爬虫類と人間とか、中華料理と寿司とか、女性と金田のちんこみたいな比較じゃね?どっちかっつーと「アフリカ」と「アジア」とかなんじゃないかな。