俺はこんな親でこんな旦那
今日はなんか書きたい衝動に駆られてるらしい。
今は2月でしょ。あと1か月でようやくまた息子が保育園に行けるようになるんです。
今年6月に娘が生まれて、2か月だったか3か月だったか覚えてませんど、嫁の産休の期間が明けてから息子は保育園に行く資格を失いました。
それは産休と育休の定義の問題みたいで、産休は出産のための休業期間、育休は育児のための休業期間らしいです。なので、産まれたばかりの子どもを育てるのに限らず、全ての子どもを育てるための休みだそうで、市の担当者から息子が保育園に行く資格がなくなりますという連絡が嫁にきた時、なんでですかと聞くと「育休中、一人育てれるのに二人は無理なんですか」と逆に聞き返されたそうです。
まぁ言いたいことは分からんでもないですけど、制度に疑問をもった相手に理解を求めるような言葉ではないよなぁと、今でも俺と嫁は根にもってます。しかも、来年度からは2人目を産んだ時に保育園に預けてる子がいる場合、1年間に限って継続して預けられるよう制度が変わったと、回覧板で回ってきた市報かなんかに書いてありました。
1年ちがうだけで制度が変わり、あの時嫁に説明した担当者はこれからどう説明をするのか。制度が変わったってことは、住民の潜在的なニーズはあっただろうし、それについての要望も届いていたはずです。しかも何ヶ月後かに迫った制度改正についての情報もあったんじゃないかと思います。なのにその疑問に対して「育児に対する休みをもらってるんだから甘えるな」と言いたげに疑問を切り捨て突き放したことに対して今どう思っているのか、とても気になるところです。
んでまぁお互いの実家の両親にも手伝ってもらいながらですけど、何事もなくこれまで子育ては順調に進みました。そして嫁は今年の4月に職場への復帰が決まっているので、「慣らし保育」的な扱いだと思うんですけど、息子はまた3月から保育園に行けるようになったとの連絡がありました。
娘は残念ながら本年度の定員ではオーバーしてしまうらしく、4月から保育園に行くことになるようです。
息子が保育園に行くことになれば出費は増えるんですが、俺は心の底からホッとしてます。
日中0歳児と2歳児でほんとに手のかかる子供を2人、ほとんど一人で面倒を見ていた嫁へのストレスは、その時間中仕事場に行ってる俺には想像もつきません。
嫁はわりとおっとりとした性格で子どもも好きで、息子一人を育てている状況の時はほとんど子供を叱る姿を見なかったのですが、特に2人同時に面倒を見るようになってからは、以前とは打って変わり少しは大人の言ってることが分かるようになってきた息子を叱る姿を度々目にしていました。
育児って子供を甘やかせるだけではないんで、しつけのために叱ることは確かに必要なんですけど、たぶん、精神的にも体力的にもあまり余裕がないんでしょう。
嫁から実は…といって何度か話を聞いたんですが、一緒に遊びたいという息子にあたってしまったり、ついキツイ言葉をかけてしまったりしてしまうんだと本人は悩んでいました。俺はその悩みを聞くことしか出来ず、かける言葉なんてなにも持っていませんでした。
嫁は時々子供たちの世話を俺に任せ、1回1~2時間くらいではありましたけど整骨院に行ってました。整骨院から帰ってきた嫁はたぶん、そうとうな気分転換になってたんだと思います。
整骨院に行く前のピリピリした雰囲気は消え去って、喋る口調もやさしくなって、積極的に子供とコミュニケーションをとろうとするんです。
行く場所が整骨院ですから施術そのものにリラックス効果とかもあるかもしれませんけど、たかだか1~2時間という短い時間ではあっても、ひっきりなしに襲い掛かる子供たちの欲求から逃れられることでの心理的な余裕が生まれるんだと俺は思ってます。
来月からは日中世話をするのが娘一人になります。一人だからといって育児が楽だとは言えませんけど、これまでの数か月と比べると、嫁への負担は格段に減るんじゃないかと今は思ってます。
今息子は嫁よりも俺のことが好きみたいです。その要因は、俺が日中子育てから離れてて、一日の中で子供と接することができる1~2時間に走り回ったり飛び回ったり、全力で駆け抜けてるからです。
こんなこと、とても1日中なんてやってられません。
嫁は一日中息子を見てますから、俺がいない時のしつけに関しても叱る回数についても、比べようもないくらい多いです。
だから息子は嫌なことを言われる回数が少なく、一緒に遊ぶ濃度の濃い俺を好きになるのは必然なのかなと思います。
息子が保育園に行き出せば嫁も、息子と接する時間が減ります。うまくいけば今より体力的に余裕のある状態で息子と接する時間が増えるかもしれません。いや、俺はそうなることを望んでいるんですけど。
俺自身が子どもたちから好かれることを嫌っているんじゃないです。ただ、息子や娘の口から「かあちゃんが好き」とか「かあちゃんと一緒が良い」みたいな言葉を聞くのが好きなんです。
そういう子供たちを眺めるだけでほほ笑ましいですし、なんか頑張ろう!みたいなやる気も湧いてくる。そんな子供たちの父親であり嫁の旦那が俺なんです。