金田んち

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攻撃の手を休めることないアイツ

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昨日IDコールというものがありまして、まぁ今まで何度か経験しているのですが未だになれることなく何事かとビクついてしまいます。IDコールの主を確認すると、もうやめてしまわれましたが、良くツイッターで絡んでくれてたりツイキャスにお邪魔されたりお邪魔したりしてるあんずさん感情迷子中のあんずです。でした。

なんでコールされたんだと思いブログ記事を確認してみるとたぶん褒められてて嬉しかったんですけど僕もビクついたんでIDコールのお返しはしとかんといかんばい、と大人げない理由で記事を書き始めました。嫌だったわけじゃないんですよ、嫌がらせでもないんですよ、ただの出来心なんですよ。

とまぁこれ書き始めた理由が理由だけに既に目的は達成されまして特にこれから書くこと決めてないんですけど、あんずさんの記事の中で二児の父親みたいな紹介のされ方をしてたと思うので、大人げないもうすぐ二児の父親が、大変僭越ながらわたくし事ではないわたくしの息子事でも書かせていただこうかと思います。
息子のことについても、最近特に変わったことがあったわけでもないので、日常の一コマみたいなものをこれからつらつらと書いていこうかと思います。

時は俺の帰宅時間の夜8時頃の設定です。

うちの息子は嫁がご飯食べさせた後、少し遊んだ頃に父親が帰宅するので、だいたい汗くせー父ちゃんとお風呂に入るんですけど、その時間になるともう息子の体力はほとんど残っていないようなんですね。
体を洗うために湯船から出して、ひじ掛けみたいなのが付いた子供用の椅子に座らせて頭をこしこし洗ってあげてたら目を瞑ってこっくりこっくりなってる時もあるくらいですから。

でもうちの子眠りにつくのが好きじゃないので、風呂から出てパジャマを着たら暴れだすんですよ。おそらく一日の中で一番元気よく走り回ったりするのがこの時間です。
たぶん寝ないためにいつも以上に動き回るんでしょうけど、走ったりボールを投げ飛ばしたり扉に激突してみたり受け身なしのでんぐり返りをしてみたり。

とは言ってもやっぱ眠いもんは眠いみたいで、昨日は「だっこ」って甘えてくるんで抱っこしたんですけど、そしたら俺の肩に頭を預けて腕は首に巻きつけ耳元で「とうちゃん」って囁くんですね。
もうたまらん可愛くて耳がもげそうになったんですけど、ふと耳に痛みが走ってることに気付いたんですよ。何かなぁと思ったら甘い声で俺を油断させておいて耳をもぎ取ろうとしてて、あいつはかなりのやり手だと思いました。

息子に先制攻撃された父親としては威厳を保つべくそれを黙って見過ごすわけにはいかないのでおしりぺんぺんして抱っこを解き獣をリビングに放ったんですね。するとどっかに走り去って一人で遊んでるなぁと思ってたら背後から「とうちゃん」って声がするんで振り向くと息子がじっと俺の頭を見てるんですよ。視線はデコ付近に注がれてるんで禿げたかなぁと心配してたらおもむろに「パチッ」って頭を平手打ちしてきたんすよ、あの獣。

こりゃ黙っちゃおれんと思って「こらっ」って叱ると息子も真似して「こらっ」って言いながら自分の手をぺしって叱ってました。
いやぁ褒めていいのか叱り続けたら良いのか分かんなくなりますよね、そういう仕草見せられると。

そしてまた自分の手を叱り終わった息子は走り去ったもんですから俺は家事でもするかと洗濯物を畳みだすと背後に気配を感じるんですね。
どうせまた「とうちゃん」って呼ばれるんだろうなって待ち構えていたら「パチンッ」。
今度は背後から両手で俺のほっぺを挟み撃ちですよ。もうこんだけ攻撃のバリエーション見せつけられると笑うしかなくて、笑みを浮かべながら追いかけまわすんですね。
追いかけて追いかけて疲れた息子をとっ捕まえておしりぺんぺんですよ。息子はMっ気があるのかおしりぺんぺんされるとにやけ顔をこちらに向けつつ2~3歩後ずさりして振り向きダッシュでまた追いかけるという繰り返し。

そうこうしているうちに息子の体力も底をついて「おふちょん」って言い出すんで布団に連れてって添い寝の体勢に入るんですけど、寝転がってからも息子の攻撃はやむことはないです。
コロコロコロコロ寝返り打って俺の腹の上に足が来て落ち着いたなと思ったら、ふーっと精神統一して攻撃力倍増後にジタバタするふりして鳩尾付近に踵落としの連発攻撃。しかもそれを寝付くまで続けやがる。

ほんっとどうにかしてほしいですうちに住み着いたあの獣。まぁそれすらも可愛くて仕方ないんですけどね。
さあさあ、今日も帰宅ごには獣との戦闘が待っておる。本日の作戦は「いのちをだいじに」です。